2017年1月7日

貴方と私がニュージーランドに惹きつけられる理由 その1

早朝のクイーンズタウンのリマーカブルズ山

なぜニュージーランド?

最近仕事の関係で日本で少し時間を過ごしています。

実に多くの方が、ニュージーランドに行った事あるか、興味があるとのことで、正直最初は驚きを隠せませんでした。

これは個人的な感想ですが、ニュージーランドは独立した国で、オーストラリアの一部では無いという事実が、日本の人々の間で以前より認識が深まったような気がします。

また、『なぜニュージーランドに住んでいるのか?』ともこれも非常に多くの方から聞かれます。

そんなこんなで最近『なぜニュージーランド?』と自分に問う機会がありましたので、ここでその詳細を記してみたいと思います。

そもそもニュージーランドの魅力とは?

日本とニュージーランド、決して近くは無い距離に位置しています。
また、世界中に数多とある旅行の目的地の中では、決して安くは無い場所です。
飛行機も安くはなく、同じ金額払うならもっと遠い所も行けてしまいます。

コロネットピークスキー場のブレックファスト・バーガー
それでも一定の人々を引きつけてやまない魅力があるのは事実だと思います。

調べてみますと、2017年1月現在で、過去1年間でニュージーランドを訪れた日本人の数は約10万人。


ここには二つの視点があると思います。
一つ目は旅行者として
二つ目は生活者として

旅行者として

この視点からの魅力として私が考えられるのは、
  • 風景
  • 広大なスペース
  • 綺麗な空気
  • ゆったりとした時間の流れ
  • おおらかな雰囲気
  • 食べ物、飲み物
  • アクティビティ
  • 安全
などが挙げられるのではないでしょうか。結構これって、幅広い年齢層に通じる魅力で、強みといえば強みですよね。

生活者として

私は長らくこの国で生活していて、もちろん上記の魅力というのは非常に実感しています。ただ一箇所に長く留まると、これはどこでも誰でも同じでしょうが、だんだんとそれが当たり前になってきて、また他の現実的な側面が生活の前面にやってきて、忘れがちになってしまうことでもあると思います。空気のようなもので、ありがたみを忘れるとでもいいましょうか。

長く住んでいると上記以外の魅力も実感し始めます。

それは例えば、(あくまで私個人の意見として)
  • 親しみやすい人々
  • 仕事と生活のバランスが取りやすい
  • それに伴って趣味に費やす時間が多くとれる
  • 様々なことが自分の手でできる環境
  • 夏と冬の季節の違い
  • 給料面等の待遇の良さ(オーストラリアには負けるけど)
  • 仕事等の新たな機会の得やすさ
  • ワイン
  • 国立公園
  • アウトドア・アクティビティ
こんな所でしょうか。あまり奇抜な理由というものはありません。ごく普通。

ニュージーランドでは珍しく無い虹。よく出て来ます。

とにもかくにも始まりは

そもそも私とニュージーランドをつなげるきっかけとなったものは、

でした。

どういうわけか、10代後半20代前半、ニュージーランド人と知り合うことが重なりました。

彼等のほとんどは英語を教えに日本にやって来ていました。当時は、日本で英語教えるのは今よりも良い待遇を受けれたみたいです。

そして、ニュージーランドの南島の自然について事あるごとに聞かされ、ついには訪れることに。

やがては本当に気にいり、運も重なり永住することに。

正直、初めの頃は軽い気持ちというか、どうしてもニュージーランドじゃなきゃダメというわけではありませんでした。『どうしてもここでなければダメ』という気持ちがあったとは言い難いです。

それが時が経つにつれ、だんだんと愛着が増し、自分の一部として成長し、やがては成人してからの半分以上の時間をこの国で過ごすまでになりました。

英語の表現で、It (will) grow(s) on (me) or (you) というものがあります。
なんというか最初のうちは特段気にも留めていなかったものが、やがて心の中に根を張り愛着が増すとでもいいましょうか。

まさにそんな感じです。

というわけで、各人がニュージーランドに惹きつけられる理由は様々でしょう。が、気を付けてください、一度訪れたら、知らないうちにあなたの心のどこかに巣を作って、やがてニュージーランドのことを考えるのがやめられないなんてことになっているかもしれません。

また、ニュージーランドは住みやすい国か?ということについても少し考えて見たので、よろしければ合わせてお読みください。

それではまた次回。

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