2016年2月25日

売りに出されていた国立公園内のビーチが人々の寄付によって国民のものとなった件

最近ニュージーランドを賑わせている話題といえばこれ。

これはどういうことかと言いますと、国立公園内にある私有地のビーチが売りに出されていたのが、発起人の二人の呼びかけから始まり、ギブ・ア・リトルhttps://givealittle.co.nz というクラウドファンディングのウェブサイトを通じて国民から寄付を募り、200万ドル以上を集め、無事このビーチを買い取ることができたというお話。

場所

ニュージーランドの南島の北端にある、アベルタスマン国立公園内にあるアワロアと言う集落近くにある、7ヘクタールの土地。ここには800メートルのビーチがあるそうです。

どうやらこのビーチにたどり着くには、道路は通ってなく、最寄りの都会ネルソンから、まずは車で一時間行き、そしてボートで海をもう一時間行かないとたどり着けないそうです。

またこの街にはちょっとした自家用の小さい飛行機が離陸できる滑走路もあるそうです。なにせ人里離れたお金持ちの住むプライベートビーチだったわけですから、飛行機の滑走路も合点がいきます。



経緯

2016年1月初旬にこの私有地が売りに出されました。これを見た発起人のデュウェイン・メイジャーさんが、『こんな素敵な所は個人の手に渡るべきでなく、ニュージーランド国民全員がアクセスできる場所であるべきだ』という思いから、寄付を集めてこのビーチを買い取ろうというアイデアを思いつき、クラウドファンディングで募金を集めるウェブサイトでスタートしたことがきっかけです。

これはすぐにフェイスブック等で火がつき多くのシェアがなされ、メディアを巻き込んで一大ムーブメントになりました。

そして2016年2月24日の火曜の夜までに、約4万人を巻き込み、計2278171ドル、約230万ドルを寄付で集め、その日の夜の11時前に無事買い取ることができたというアナウンスがされました。

どうやら、この多くの募金の中には、政府からの35万ドルの寄付も含まれているそうです。

ここにこちらでのニュースで取り上げられた時のビデオへのリンクを貼っておきます。

こちらはチャンネル3のニュースへのリンク

こちらはチャンネル1のニュース

これから

ここからは私の想像になってしまいますが、おそらくどんな形であれ、この土地がこちらの環境省にあたる、DOC Department Of Conservation に移譲もしくは管理の委任の権利が行われ、周りのアベル・タスマン国立公園に合併、統括管理され我々一般市民にもアクセスができるようになるのではないでしょうか。

最後に

この様なことが可能になってしまうのがニュージーランドの魅力の一つと言えるのではないでしょうか。

恐らく、ここまでセンセーショナルに取り上げられましたので、向こう2年くらいはこの場所は人で溢れかえるのではないでしょうか?このことを知り、この場所に行きたいと思った方はそれを頭の片隅に入れておかれておいたほうがよろしいのではないでしょうか。

また、上にリンクを貼ったニュースの中で、知り合いが関係者の一人としてインタビューされていました。このなんとも小さな世界の具合がこれまたニュージーランドということで、今回の投稿を示させていただきます。

それではまた次回。





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