2015年1月15日

ニュージーランドから、サッカーのアジアカップ2015の弾丸ツアー決行!

サッカーのアジアカップがオーストラリアで開幕

本日、2015年1月15日から、現在オーストラリアで行われているサッカーのアジアのチャンピオンを決める大会アジアカップ、そこでの日本代表を応援する為に、6泊7日の弾丸ツアーを決行する事にしました。

日本は現在のアジアのチャンピオン

日本は2011年に行われた前回大会のチャンピオン。決勝でオーストラリアを、延長の後半に李忠成の豪快で繊細で柔らかい左足のボレーシュートの決勝点で破り、アジア1の座に輝いたのは記憶に新しいです。また4年の月日が巡り、この大会がやって来ました。

こちらがその2011年の決勝戦のダイジェストのユーチューブの動画。



で、今回はオーストラリアでの開催。ニュージーランドに住んでいるとどうしてもサッカー好きには距離が影響して、なかなか興奮する良い試合を生で見る機会が減ってしまいます。

お隣の国に日本代表がやって来るという事で、この際見に行ってしまおうと思い立ちこの弾丸ツアーに至りました。

現実問題、ニュージーランドに住んでいる限り、これが日本代表に最も近づける最初で最後の機会かもしれませんので、もう金銭面での負担を顧みずの決断。

とは言っても、ニュージーランド航空のエアポイントがだいぶ貯まっていたので、飛行機代が浮いたのは、渡り舟ですが。

メルボルンではテニスの全豪オープンも同時期に開催

今回は、1月16日にブリスベンで行われる日本対イラク、そして1月20日にメルボルンで行われる日本対ヨルダンの2試合を観戦。

しかも1月19日からメルボルンで始まるテニスの世界4大大会の一つである全豪オープンの初日も見てしまえというスポーツ三昧の旅程。

正直テニスの事は何も分かりませんが、この際ですので、何がどうなってるのか見てやろうという事で、試合中ずっとボール追い続けて見てられる様に、最近首を右左に動かしトレーニングして来ました、というのは冗談ですが。

ドーハの悲劇

今回のこのアジアカップ。日本は既に予選リーグ1試合目をパレスチナと戦い4対0で順当勝ち。その他2試合も、よほどヘマしなければ順当に勝ち、予選リーグを1位で勝ち抜けるはずで、あまり緊張感のあるヒリヒリする様な試合は期待出来そうにありません。

しかしここで注目したいのは、日本対イラク。イラクと言えば、ドーハの悲劇が直に思い返されます。



あまりサッカーに興味の無い方に向け説明させて頂きますと、これは1994年にアメリカで開かれたサッカーのワールドカップの出場を賭け、日本は予選の最後の試合をイラクと戦っていました。

2対1で日本がリードし、後半も残りあとわずか、このまま行けば悲願の日本のワールドカップ初出場が叶うという場面で、最後コーナーキックからゴールを決められ、我々の手からワールドカップ出場という切符がすり抜けて行った、日本のサッカー史に残る試合です。

私も当時、深夜この試合を生で見ていて、涙を流した一人。そうです、イラクには借りがあるのです。

親の恨みは孫の代までもと言うではないですか。私は忘れていません、この試合で味わった悲しみ、屈辱、やるせなさ。

そして孫の代まで待つ必要無く借りを返せる機会が到来して来ました。みすみす見過ごせる訳がありません。

一応公正を保つ為申し上げておきますと、この1994年以降日本は既に絶対にイラクと対戦して勝ってるはずで、公には借りはとっくのとうに返せてるはずなんですが、ここでは私個人の借りのお話。

やっぱり生で現場で勝つ瞬間に立ち会って初めて過去を清算出来るのです。勝手に決めました。

しかもイラクとは更に縁がありまして、日本代表の監督だったジーコが、日本の監督をした後イラクで監督をした事もありました。ただ、たしか給料が支払われないのを理由に辞任したという経緯がありますが。

また内戦が続く中、2007年のアジアカップでは優勝しています。

ですので、相手にとって不足は無し、良い試合になる事を願っています。

こんな感じで、イラクとは少なからず因縁があります。

宜しければ、皆さんもテレビやインターネットで観戦して、日本代表を応援してあげて下さい。

と、まあ、サッカーに人生操られた、狂信的なファンの一人の戯言でした。

ちなみに、観戦してニュージーランドに帰国後に観戦時のこんな記事も書いてみましたので宜しかったらご一緒にどうぞ。

それではまた次回。