2014年3月27日

クイーンズタウンにファイバーケーブルがやって来た VDSL設置

今日、ブロードバンドの契約を、替えました。
今迄ヴォダフォーンだったのが、今日からテレコム。

最近クイーンズタウン界隈では、ファイバーグラスケーブル施設の工事があちこちで行われて来ました。

そしてついに、私の住む町外れにもケーブルが敷かれ、これを機に電話会社を鞍替えしました。

元々携帯はテレコムと契約していました。で、携帯とブロードバンド共にテレコムと契約すると、月$10割引となり、結局今まで二つの会社に別々に払っていた料金とそんなに変わらず、しかもコネクションのスピードが速くなるとの事で、今回の鞍替えとなりました

もう既に、ニュージーランドの都市部ではこのサービスは暫く前から利用可能だったのでしょうが、クイーンズタウンの様な田舎町は常に、同等のサービスを受けるためには待たねばならない宿命にあります。

この変更を行うためには、

  • テレコムにまず電話して契約を結びたいと伝え
  • 次にモデム設置のために家に技術者に来てもらう日時を設定
  • その間に専用のモデムをテレコムから送ってもらう必要があります
  • 一旦人に来てもらったら、私の場合は1時間半で設置終了


ただしここまでに、最初に日時を決めて来てもらう手はずを整えたのですが、それまでにモデムが届かず、結局モデム無しでは何も出来ないという事で、その時は断念。

このモデムが届かないのは、テレコムに問い合わせた所、どうやらクーリエ、配達業者の問題という事が発覚。

テレコムにはいつの日の何時に配達終了と連絡が来ていたのですが、私には実際に何も届かず。

ましてや、その配達されたという一時間には家に実際私はいたのですが、何の配達もその時には来ませんでした。しかも、普通なら、不在なら不在通知見たいウなのが郵便受けに入ってるはずなのですが、それも無し。

ですので、実際このVDSLを設置するまでに3週間以上かかってます。

本当、こちらの配達郵便事情は、劣悪です。送ったものが届かないなんて事もしょっちゅう。誰か日本の宅配便レベルのサービスこちらで始めてくれませんかね。あのもの凄いまでのサービス、こっちでやったら簡単に直に業界ナンバー1に急成長出来ると思うのですが。

ただし、ニュージーランド人のスタッフは雇えないでしょう。宅配便の人達みたいに、あそこまで自分を犠牲にしてまで働くという文化では無いんで。

まあ、何はともあれ、これから今までよりも早いインターネットを楽しみたいと思います。

それでは、今回は嬉しさと希望の入り交じった気持ちと共に終了。


2014年3月26日

薪ストーブ使用 知っておきたい5つの注意点

昨日、気温が少し低くなり、最近煙突を掃除したばかりの薪ストーブを早速使用しました。




薪も半分くらいの量は斧で小さく割る所まで来ました。まだ後半分残ってるんですが、これが中々の肉体労働。薪の保管場所にも苦労しますし、気長にやって行くしかありません。

薪を小さく割るという理由は、大きいままですとまだ木の中に水分が残ってる事が多いですので、それを早く蒸発させて乾かす為。

出来れば、夏の早い時期にその段階を終え、真夏の暑い日差しと気温で乾かすというのが理想です。

湿ったままの木は、燃やしても
  • 燃えにくい
  • 煙が多くなる
  • 燃やしても温度が高くならない
  • 煙突に煤が多く付く
というマイナスな点が多いので、出来る限り避けるのが理想です。

また、ドアのガラスの部分も奇麗にしておくと、熱の暖かさが直に伝わって来て、より暖かみを感じる事が出来ますので、奇麗にしておいて損は無いです。

また、チェーンソーを使って自分で木を切り倒して、それを薪として使いたい場合は、こちらでは一夏はほったらかして乾かし、次の夏に薪として使用するというのが常識です。

まとめとしては、

  1. 買った薪は斧で小さくする
  2. 湿った薪は乾かす
  3. 夏の早い段階で買っておいて乾かすのが理想
  4. 煙突は毎冬前に掃除する
  5. ドアのガラス部分を奇麗にしておくと熱の伝導効率アップ

と言った事で、これから冬を迎えるニュージーランド。


これは友人宅から撮った写真。葉が色づき始めています。

今年はどんな冬になるのでしょうか。雪の多い冬になる事を願いつつ、今回の投稿を閉めさせて頂きます。

それではまた次回

2014年3月24日

DIY=Do It Yourself そしてKiwi Ingenuity なんでも自分でやる精神 その1

ニュージーランドを表す国民気質の一つとして、『出来る事は何でも、買ったり、他人にお金を払ったりせず自分でする』というものがあります。

こちらでは一般的に、DIY(読んで字の如くディー・アイ・ワイ)と呼ばれ、Do It Yourselfの頭文字を取った所から来ています。

それこそ何でも自分で作れる、出来る事はやってしまおうという精神。

また、Kiwi Ingenuityキウイ・インジェニュイティと読む)という言葉は、『キウイの創意工夫しての問題解決能力』とでも訳しましょうか。

この何でも自分でやるという言葉と密接に繋がっていて、その場の限られた材料、道具を使いつつ、創意工夫をこらし機転を利かせてその場で問題を解決するという事です。

もちろん

  • 個人差(こういう事をやりたいと思う人とそうでない人)
  • 年代格差(やっぱり年を重ねている人の方が色々な経験を積んでいて、器用な人が多い)
  • 地域差(田舎の方の人がよりこの傾向が強い)
  • 性別による差(やっぱり一般的に男性の方が機械ものに強い、好き、得意というのはあると思います。が、しかし、田舎の農場、牧場で育ったこっちの女性も凄いもんです)
があります。

多くの人が日常的にするDIYの主なものに、

  • 家の建築、改築、増築、修理
  • 車の整備、修理、改造
  • 野菜作り、家庭菜園
  • パン作り等の料理(こちらがその記事へのリンク)
  • ビールに始まるお酒作り
などがあります。

かくいう私もガーデニング、家庭菜園は数年前から行っていて、夏の間は様々な野菜を自分で育て、収穫し食べています。

この夏は、レタス、ほうれん草、ジャガイモ、ニンニク、ちんげん菜、ズッキーニ、インゲン豆、ラズベリー、唐辛子、パセリ、トマトが採れました。

逆に、大根と枝豆は失敗。

枝豆を育てるのは初めてだったのですが、期待大だっただけに残念。

去年、唐辛子を使って、タバスコの様なチリ・ソースを初めて作りました。味の方はまあ初めてにしてはまあまあと言った所でした。

そして今年は、まだこれから唐辛子が赤くなるのを待っている状態で、これもその内収穫、作成に取りかかります。

そしてこの夏は、更に、手作りビール、パンを焼くと言った事にも挑戦しています。

ビールは、まだ熟成中で、試していません。後1週間くらいは寝かせればそろそろオーケーでしょう。

一回で、23リットルくらい作れます。330mlのボトルで、65本くらい作れます。

これはいずれ友人を招いてパーティーする時に出したいと思っています。

パン作りの方は、友人に話を聞いてから、やってみようと思い、試行錯誤を重ね、なんとか毎回、何となく同じ味のものが作れる様になって来ました。

こちらの記事にパン作りに関して書いています)

更に、昨日は冬に備えて煙突の掃除。去年の冬の間に溜まった煤を取り除く作業。

専用のブラシがあれば便利なのですが、お店で買うと$70−$80位し、一年に一回しか使わないので買う気にはなれません。そのブラシは3本の棒をねじ込んで繋げると4m程の長さになります。煙突は何気に長いですから、それくらいの長さが必要です。

今回私は、以前、家の下に通っている水道の水を通す、黒いプラスチックのPVCパイプが水漏れを起こし、そのパイプを自分で交換しました。

その時に貰って来て、余っていた3m程のパイプがガレージにあったのでそれをブラシの代わりに代用。

要はガリガリ擦り付けて煤を取ればいいんです。これもKiwi Ingenuityのひとつ。

このトピックに関してはこれからも続けて書いて行きたいと思います。

これをお読みの皆さんも、どうでしょうか、何か自分で一からやってみませんか?

達成感と満足感がたっぷり味わえますよ。

それではまた次回。

2014年3月20日

2014 冬の到来に備えて 薪を購入

さて3月も後半になり、夏の暑さは何処へやら、すっかり影を潜め、だんだんと秋の色が濃くなってきました。

冬のクイーンズタウン、スキーリゾートとしても有名です。
冬の最高気温は摂氏5度から10度位。
夜から明け方にかけ、0度からマイナス5度位まで低くなります。

というわけで冬の暖房は我が家では、主に薪ストーブに頼ることになります。

エアコンの暖房もありますが、それを使うのは朝のみ。

朝は仕事行くのに時間ありませんからね。

薪は暖かくなり始めるまで、しばらく時間がかかります。大体30分ぐらいすると部屋の中が暖かく感じると言った感じ。

薪は業者さんから買う事が出来ます。
様々な種類の木の中から選ぶことが出来ます。

通常1キュービックメートルで幾らという単位になってます。

で、自分で電話して、何を何キュービックメートル欲しいか伝えて、デリバリーの日時を相談して決めます。
通常こういう業者は現金払い。きっちりとその金額を用意しておいた方が楽。

今回私はオレゴンと呼ばれる種類の木を7キュービックメートル買いました。

今回はおまけしてもらって、しめて$500。

この量で、これから、大体4月の中旬から10月の春までの6ヶ月、毎晩遠慮せずに燃やして、充分足りるでしょう。

これが薪が届けられる前。


そして薪が届けられ、



これをガレージを始め、家の周りに何とか整理して保管。
これがまた重労働なのです。
特に、私は一人暮らしですので、これらの薪を全て自分で運んで保管せねばなりません。

半日仕事です。

で、全て積み上げるのが完了すると、こんな感じ。






と言う事で、日本で春の訪れが近いのでしょうが、こちらは秋。冬が一歩一歩近づいて来ています。

まだ、煙突の掃除もしなければなりません。

本当、やる事って尽きませんね。

それでは、また次回。

2014年3月19日

我が江戸っ子の叔母 ニュージーランドを行く その4 名言集

先週末に、サイクロンのルーシーが、ニュージーランド北島北部を直撃し、幾つかの地域に被害を与えたそうですが、ここクイーンズタウン界隈は、ようやく嵐の警報が、昨日解除されました

その嵐とは、私の叔母。

どうやら日本に無事到着されたようで、私も昨夜は久しぶりに心地良い深い眠りにつく事が出来ました。

さて、この叔母、今回が初めてのニュージーランド訪問で、約2週間程滞在。

様々な名言、珍場面に私は遭遇した訳ですが、ここで手短にご紹介したいと思います。

ちなみにこの『我が叔母』シリーズも今回が最終回。

  • 期限切れのパスポート
これはですね、以前から母と叔母でこちらに来たいという話はあったんですが、叔母の仕事が忙しくてなかなか予定が組めなかったんですね。で、一度スカイプで話をしてる時に、私がそろそろ日にち決めて飛行機の予約等を全てする事になりました。その時点から一ヶ月後を見て予約する事で同意し、何気なくパスポートの事聞いたら
『あらやだ、期限切れてるわよ。』
その場で言い始めるではないですか。

教訓
ねえ、海外旅行したいって考えてるなら、把握しておこうよ、そんな事、早い段階でさ
  • 太った羊、痩せた羊
これは、ミルフォードサウンドに行く途中、本当にこの辺りは羊の牧場ばかりですので、叔母は『わーっ』『きゃーっ』っと羊の群れを見る度に喚いていました。
そしてふと、
『ねーっ、何か太った羊と痩せた羊がいるわよね、さっきから見てると』
と言って来ました。
私は頭の中で『太った羊、痩せた羊。。。。?』
としばらく考えました。
で、運転しつつもふと横を見ると、そこに見えて来たのは、毛を刈られた羊達。
そうです、太った羊は未だ毛が刈られる前、痩せた羊は毛が刈られた後。
もう大爆笑。

教訓
羊の毛刈りは年二回。春先と冬前です。決して虐待されて栄養失調な訳ではありません
  • ねえ、シドニー見えるかしら?
これは、ミルフォードサウンドで船に乗ってクルーズしてる時の事。
フィヨルドを抜けて、外海のタスマン海にちょこっと船は出て、そこでUターンをしてまたフィヨルド内に戻って来ます。
Uターンしてる時に私が、
『この海のこの方向大体1500キロ先がシドニーだよ』
と伝えたら、真顔で、
『あら、シドニー見えるかしら?』
と聞いて来ました。
『。。。。』

教訓
地球は丸いからね、1500キロ先は、やっぱ見えないんじゃないの?
  • エスプレッソベースのコーヒー
ここニュージーランドは意外と知られてませんが、コーヒー文化の発達した国。国中至る所で、それなりのコーヒーが楽しめます。
ニュージーランド独特(オーストラリアでもですが)のコーヒーの種類に、『フラット・ホワイト』と言うものがあります。
これは、カプチーノやカフェ・ラテと並ぶ、エスプレッソと暖めたミルクを混ぜたコーヒーの一種類です。
ただ、カプチーノなどに比べ、泡が少なめで、こちらでは人気のコーヒーの種類の一つ。
大体一杯$4くらいで飲めます。

で、私の叔母もこのコーヒーが気に入り、美味しいといって良く飲むようになりました。

ミルフォードサウンドに行く途中、テアナウで休憩した時に、一杯ずつお持ち帰りで、車中で飲む為に買いました。

『ねーっ、このコーヒー本当美味しいわよねーっ』と叔母。
『ちょっと作ってもらうのに時間かかるけど、日本にもあればいいのにねーっ』ですって。

で、私が『いや、スターバックスとか行けば飲めるじゃん』と言ったら、

『いや、違うわよ、ああいう所は全部機械でやっちゃうもの、そうじゃなくて、こっちみたいにその場で手作りでってこと』と言い返して来ました。

そこで私が、『いやいや、スターバックスとかはこっちと一緒でその場で店員さんがやってくれるじゃん』って言ったら、

『そんな事無いわよ、全部機械よ!』と反論、言い張ります。

『。。。。』

もう私は諦めて、話題を変えました。

教訓
もっとさ、周りで何が起きてるのかちゃんと注意して見ようよ。ドトールとは違うんだからさ
  • 搭乗券は何処に。。。?
これはつい昨日の事。クイーンズタウンでオークランド行きの国内線に搭乗直前。アナウンスがされ、さあこれから搭乗という場面。

乗客が列を作り始め、私達も立ち上がって列に加わりました。

そこで私が何気なく、

『搭乗券はちゃんと持ってる?』と聞いたら、

『えっ。。。。?』

と真顔で聞いて来るではないですか。

私が、『さっき自動チェックインした時に、機械からチケット出て来たでしょ』と言うと、

『あらやだ、そうなの?取って来なかったわよ』ですって。

『。。。。』

これは、出口でチケットさばいていたスタッフに言ったら、厭きられた顔はされたものの、予約時のコピーの紙を見せたら、その場で再発行してもらえましたが、

教訓
飛行機も電車も一緒だからさ。そりゃ切符必要だろう

と、まあ、こんな感じで、様々な場面に遭遇した訳ですが、本当、おばさんって凄いよね。怖いもの知らず、失うもの無いって感じ。

一応断っておきますが、私はこの叔母を家族として愛しております。それはもうなんと言うか、無償の愛、許し。

愛と憎しみの降り混ざった、家族の愛。

結局は家族は一つだけで、なんと言うか、選べないし、切っても切れない、一緒にそんなに長くはいられないけどあまり離れてもいられないって感じ。

何だか私とこの叔母は二人で小さい子供の喧嘩の様にお互いに向かってギャーギャー言い合うのが常。これも家族。

もしこの中の教訓から、一つでもどなたかのお役に立てれば、私のこれらの経験も報われます。

それでは今回はここまで。愛を込めて。

おばさんはしぶといですよ。良かったらクリックを。

2014年3月18日

オークランド空港 国際線と国内線の乗り換え 2つのポイント

叔母を見送りにオークランドの空港まで行ってきました。
そこで気付いたのが、国際線と国内線の建物が離れていて、私の叔母のように旅慣れてない方は、どうにも不安になるようです。

ひょっとしたら、我が叔母のように、ニュージーランド初めてで、少し不安を抱えてる方もいらっしゃるかもしれないという事で、ここで簡単に説明したいと思います


国際線と国内線のターミナルは歩いて10分強。

方法は二つ
1, 歩く
2, 無料のシャトルバスを利用する

1, 歩く

  • どちらのターミナルにいても、まずは外に出る
  • そして緑の線を追う
  • 歩いて10分から15分。絶えず他の人が行き交ってますから、流れに乗ってけば大丈夫
  • トランク押しながらでも、途中段差も無く、問題無し


こんな感じ。

国際線ターミナルの外 





国内線ターミナル

ポイント
  • 国際線ターミナルから外出たら、を目指す
  • 国内線ターミナルから外出たら、を目指す
2, 無料のシャトルバスを利用する



  • この無料シャトルバスが15分おきにぐるぐる回ってますんで、大きい荷物持ってる場合には便利です
  • 降り損ねるという事は考えられませんが、まあ、東京の山手線と一緒ですよ。永遠にぐるぐる回ってますから、心配入りません
  • ちなみに、朝5時から、夜の10時半までだそうです
と言う訳で、これで一つ心配事が減りましたね!

それでは、また次回。

勝手にホテル査定 その7 ノヴォテル・オークランド・エアポート Novotel Auckland Airport

さっき、叔母をオークランドの空港まで見送りに行って来てクイーンズタウンに帰って来ました。

昨夜泊まったのが、ノヴォテル・オークランド・エアポート。

場所はこちら。



このホテル、何時できたんでしょう?多分まだできて2,3年だと思います。以前は2011年の段階でこっちのホテル、ホリデイイン オークランドを使ってましたから。

外見はこんな感じ。


上の地図からも分かるように、国際便ターミナルの目の前。近辺にある、歩いて行けるほぼ唯一のホテル。

スタッフの顔ぶれは、パケハ(ヨーロッパ系),マオリ及び太平洋諸島系、そして南アジア(ようはインド、パキスタン系)が多し。

Trip Advisorでの評価は、星4.5。

部屋は、叔母とツインの部屋に泊まって、全て込みで$224。

相も変わらず、予約はWotif.comにて。

朝食無しでこの値段は少々高めかと。

部屋はこんな感じでした。







このホテルの良い点
  • 立地
朝は、部屋を出て、チェックアウトを済まし、ニュージーランド航空のチェックインカウンターまで部屋から5分。これは非常に捨て難い利点ですね。

イマイチな点
  • 夜建物内全体が暗い
  • 部屋が狭い
  • レストランの食事 イマイチ
  • ワインのセレクションイマイチ
上の写真から見て取れるかもしれませんが、部屋内には天井にメインの照明が無い為、他の明かり全部点けても何か暗い。

レストランは地上階にあるんですが、ここも暗い。ただ、夜レストラン暗いのは意図しての事で、朝はロビーはこうこうと明かりが点いてました。

これは朝に撮った写真。


次に、今まで泊まったオークランドのホテルにも共通しますが、田舎のホテルに比べるとなんかちょこっと狭く感じる。

食事は、値段の割には、別に美味しくも無く、値段も高めでした。

私達の食べたのは、
フィッシュアンドチップス $29
白身魚のムニエル $34

この値段だったらもうちょっと期待に応えるものが出て来ても良いかなといった感じ。

ワインの種類も別に感動する事は無し。

他の特筆事項としては、Wi-Fi 2時間で$9.90
無料で使えるマックのコンピュターがラウンジにありますが、今時、大昔のインターネットカフェみたいな公共的な場での利用はあまり喜ばれないのでは?

最後に今回実際に会ったエピソードを。

チェックイン時に渡されるクレジットカードサイズのカードがキー代わりです。そのカードをかざさないとエレベーターも目的階まで行けず、部屋に入る時もそのカードをドアのぶのしたのセンサーにかざします。

部屋に入ったらまずそのカードを壁にあるスロットに入れる。そうしないと部屋の明かりもつきません。

私は叔母と部屋をシェアし、あまり深く考えていませんでしたから、二人でカードは一枚だけ貰いました。

私が部屋を出て下のバーにちょっと飲みに行って帰ってきたら、何とカードを私が持って行ってしまったので部屋の明かりが消えて点かなかったとのこと。

そんな中暗闇で私の叔母はシャワーを浴びたそうです。

今回の教訓

昭和のオバさんは強い!っていうのは冗談で、別行動するなら人数分のカードを貰おうでした!

何か便利なようで便利で無いんですね。。。。

採点の方は星3.5つ

このホテルを使う誰もが思うことでしょうが、素晴らしいのは利便性。ただただ、立地の良さと、ニュージーランド航空東京行きが朝9時半発という偶然も手伝って、朝時間がかからないので便利。

何だかそれぐらいしか利点は思いつきません。

キーとなるのは、出発の前日、ここになるべく遅く着いて、食べて寝るだけという状況にしておく事ではないでしょうか。

それでは、今回は少々辛口の採点となりましたが、また次回。

2014年3月15日

勝手にホテル査定 その6 テアナウ ディスティンクションホテル

今回の御紹介はテアナウ ディスティンクションホテル



テアナウは、ミルフォードトラックを歩く際、またはミルフォードサウンド観光に行く際に必ず立ち寄る小さな町で、とても小さく、メインの大通りが一本あるだけ。

目の前には、テアナウ湖が広がり、湖の向こう側はフィヨルドランド国立公園、そして南極ブナの原生林が山々を覆い尽くしているのが見えます。

こんな感じ。



テアナウの町をヘリコプターに乗って上空から 



トリップアドバイザーでの評価は5つ星中、3,5。

今回は、ミルフォードサウンドからの帰りに、友人を訪ねる為、母と叔母の二人をここに泊めました。私自身も以前に何度か宿泊しています。

予約はこのウェブサイト、Wotif.comで行いました。

料金は一泊$207。

ツインベッド二つ、バスルーム付き、そして朝食二人分。



良い点
  • 立地ー湖に面していて、町の中心の大通りからは歩いて5分もかかりません
  • 景色と静けさー湖に面した方の部屋を取れば(反対側の庭に面した部屋に比べると$10増し)、部屋の窓からは素敵なテアナウこの風景が、静かな環境の中楽しめます
不満が出そうな点
  • 建物が古いーこのホテルは二階建て。そして非常に横に長く出来ています。建物が古く、エレベーターはありません。ですので重い荷物を持ってる時に、自分で荷物を運ばなくては行けない時は、階段で苦労しそう。
ちなみに、Wi-Fiは泊まってると、ユーザーネームとパスワードをくれるので(多分)使い放題。

ですので、ここは、何よりも景色と静けさを楽しみたい方にお勧め。

私個人も特に文句無い所です。

また、朝食も(私個人は摂った事無いですが)母と叔母が言う限りではとても良かったとの事。

ですので、星4つ(5つ中)

それでは、楽しいテアナウでの御滞在を。

ミルフォードサウンドに行ってきました

先日、母と叔母を連れ、クイーンズタウン周辺観光の一環としてミルフォードサウンドに行ってきました。



これらの写真は、ミルフォードサウンドに行く20分手前にある、長さ1.6kmのホーマー・トンネル周辺

ミルフォードサウンドについてはこちらの記事に基本情報を紹介してあります。

ですので、この記事では前回に書き忘れた事を追加して行きたいと思います。

今回は
  • 私が車を運転
  • 帰りはテアナウの町で一泊
行きは、
  • 朝ちょこっと用事があったので、8時半発
  • 12時半過ぎにミルフォードサウンド到着
  • 途中、15分くらいテアナウの町で休憩
  • 車の時速は105から110km
  • クイーンズタウンからミルフォードサウンドまでは片道約300km
  • 幸運にも殆どの大型バスとか遅い車に掴まらず、減速余儀なくされる事少なめ
今回は、クイーンズタウンで朝ガソリンを満タンにして行きました。私の車はスバルのレガシー。一日でクイーンズタウンからミルフォード、そしてテアナウまで運転、延べ500km弱で、大体4分の3のガソリンを消費。何かの目安になればと思います。

ミルフォードサウンド行くまでは、今回は途中殆ど止まらず、そのまま運転して行きました。

その理由は、
  • この時期の秋は、朝気温がそれほど上がらない為、霧がかかっていて、山の上部が見えない。でも昼を過ぎて、午後になると気温が上がってそれと共に霧が蒸発する事が多い
  • クイーンズタウンからの観光バスが途中国立公園内で、色々な箇所の写真スポットで止まって乗客を降ろし、それに巻き込まれるともの凄く時間がかかる
からです。これをしたおかげで、帰る時には霧も晴れ山々がよく見えましたし、また行きと同じでクルーズ終わってからそのまま帰ろうとすると、結局多くの車に巻き込まれますので、それを避ける事が出来ました

今回は、前回の記事では避ける様皆さんに伝えていた午後1時のクルーズに乗船。

乗った船は、Real Journeys社の船。

まあでもそれほど混雑はひどくなく、船長さん曰く、定員400人の所、半分の200人くらいの乗客数。

ここで注目する事は、
  • この時間帯のクルーズでは、大抵、クイーンズタウンからの団体客にお昼ご飯が用意されていて、窓際の席は予約されている
  • この特別のお昼ご飯を食べたい時は、事前に予約する必要がある
  • それ以外にも、その場でお金を払えばビュッフェ形式のお昼ご飯が食べる事が出来る
  • その他にも、サンドイッチ等も売っている
  • 大抵殆どの乗客は、屋上の展望台にクルーズの間とどまってる(雨降ってない限りは)
  • 大抵、船上では無料のコーヒー・紅茶のサービスがある
今回のクルーズでは、幸運にも、季節外れながら、一羽のペンギンを見る事が出来ました。(このペンギンに関してはこちらの投稿に詳しく書いてあります。)

乗客はそれこそ国際色豊かで、私が分かった限りでも、我々日本人を始め、韓国、中国、インドネシア、タイ、アメリカからやって来た人達で賑わっていました。

ですので、クルーズの間、先ず英語で船長さんが何か説明すると、それに続いて、日本語、韓国語そして中国語での説明がなされます。

船で働いてる人達の顔ぶれも国際色豊かで、キウイを始め、日本人、韓国人、中国人などが忙しく働いています。

皆屋上にいるので船内は空いてました

私の叔母も、最初行く前は、遠そうだから行きたくないとか言ってましたが、いざ行ってみたら、もうそんな事言ってたのも忘れる位感動、興奮してました。中でも、ペンギンが見れたのを、きっとこれから永遠と言い続ける事でしょう。

それでは今回はミルフォードサウンドに行ったレポートでした。

また次回。

2014年3月14日

2014 紅葉情報その1 秋 アロータウン

秋晴れの青い空が続くここ最近、アロータウンに足を伸ばして来ました。

ここは、1860年代にゴールドラッシュに沸いた時代の町並みをそのまま保存した、クイーンズタウンから車で20分で行ける、静かで小さな町。

おしゃれなレストラン、カフェ、パブ、土産物屋などが建ち並び、多くの観光客が訪れます。

毎年4月には、秋と紅葉を祝うお祭りも催されます。

で、肝心の紅葉。

何だか既に樹々の葉が色をつけ始めている感じ。







この感じだと、あと数週間して3月終わりくらいには、様々な色をした素晴らしいこうようになっているのでは無いでしょうか。

ニュージーランド航空の航空券も現在安売りしてますし、この際紅葉を見に訪れてみてはいかがでしょうか?

それではまた次回。


2014年3月13日

キャニオンスウィングに何が?スリルを求める人急増!

昨夜、不思議な事に、検索キーワード ”キャニオンスウィング” で、日本において多くの検索がなされた模様。

で、私の過去の投稿が1ページ目に引っかかり、そこから多くのアクセスがあったみたい。キャニオンスウィングについてはそちらの投稿に詳しく書いてあります

これも、恐らく、現在日本で行われてるニュージーランド政府観光局の積極的なプロモーションに関係するのでしょう。

多分、テレビに出たかなんかなのではないでしょうか?

だとしたら、やはりテレビの持つ影響力の凄さという物に感心せざるを得ません。

まあ、これも推測ですが、日本の有名なタレント、芸能人の人がニュージーランドを旅して廻って、その家庭で幾つかの(隠れた)名所みたいなのを紹介するというパターンでは無いでしょうか。

どういった紹介のされ方をしたのかは知る由もありませんが、こういったスリルを求めて、旅行者は世界中からクイーンズタウンにやって来ます。

ここで、その手の、キャニオンスィングの様な、宙に浮いてスリルを楽しむアクティビティをまとめて御紹介したいと思います。

以下の表示はニュージーランドドル。(NZ$)

今朝、2014年3月13日現在の為替レートは、現金を換えた場合、BNZ(ニュージーランド銀行)の場合、

$1=92.22円


何はともあれ、下にまとめてみました。お楽しみあれ。

1. キャニオンスウィング Shotover Canyon Swing



特徴
  • 一回$215、二回目はプラス$35。観覧だけだと$20
  • 落下距離109m
  • 少し斜めに落ちてゆく
  • ですので、体勢に少し自由が利き、70種類以上ある様々なスタイルの落ち方が選べる
2. バンジージャンプ AJ Hackett Bungy

クイーンズタウンには計3つのバンジーがあります。
  1. レッジ
  2. カワラウ
  3. ネヴィス
で、個人的にお勧めなのは、3番目のネヴィス。最も落下距離が長い、つまり最も怖いやつ。

特徴
  • 1回$260。観覧するだけなら$50
  • 落下距離134m、自由落下時間8.5秒
  • 真っ逆さまに落下
3. スカイダイビング nzone skydive


私個人はまだスカイダイビングはやった事ありませんが、こういったアクティビティの中ではこれが究極でしょう。

特徴

  • 3つの落下距離が選べる
  • 最も長いので、4500m、自由落下時間約60秒
  • 4500mので、一回$439
  • 小型飛行機から飛び降りて、一気に地面目指して落下!
さあ、如何でしたでしょうか?やってみたくなりました?ぜひニュージーランドで普段の生活では味わえない経験をされてみては如何でしょうか?

一生の思い出になりますよ!

それではまた次回。


2014年3月10日

我が江戸っ子の叔母 ニュージーランドを行く その3 NHKラジオ体操第一・第二

えー、現在朝7時。まだ二人は部屋から出て来ておりません。ですので手短に、素早くこの投稿を書いてしまいたいと思います。

この二人がここに来て以来の日課。

それは、YouTubeでビデオを流しながらの、ラジオ体操。



二人が一言も口をきかず黙って黙々とこれをこなしているのを見てると、っていうかもう見てられません、可愛くてもう笑いこらえるのに必死です。

やばい、二人が起きた模様。話し声が聞こえます。

行かなくてはなりません。ラジオ体操が間もなく始まります。

それでは、皆さんも、日本から遠く離れたここニュージーランドで、日本人中年女性二人が、パジャマ着たまま、一言も口きかず黙々とラジオ体操をしてるのを想像してにやにやして下さい。

私はもう今から笑いをこらえるのに必死です。

それでは、健康第一という事で。

また次回。

にほんブログ村 海外生活ブログ ニュージーランド情報へ


2014年3月8日

我が江戸っ子の叔母 ニュージーランドを行く その2 日本の携帯電話

注意
現在もクイーンズタウン近辺に嵐の予感!

ええと、現在まだ生き存えています。とりあえずは、まだこの二人、このブログに書かれている事気づいていません。まだ密通者は出てない模様。

何の事か不思議に思ってる方はこちらのその1をお読みあれ。

さてさて我が母と叔母、昨日はスーパーマーケットの New World とニュージーランド国内最大手の格安量販店 The Warehouse に行き、当座必要な物、食料を買いに行って来ました。

やはり、この国に来るのが初めての叔母にとっては目にするもの全てが珍しい様。たまに歓声、奇声をあげて、感心してました。

日中、二人が外に出て行く前に起こったこの事件。外出の準備も整い、靴も履き始め、今まさに外へ出て行こうとしたその瞬間、

母が叔母に、『携帯持った?そういえば(私)の番号念の為教えておくね。』

で、口頭で私の携帯の番号を伝え、叔母がそれを自分の携帯に入力。

勿論、これらの携帯、文字の大きい、日本の折りたたみ式のやつ。

母が叔母に、『ああでも、ニュージーランドの番号だから最初に+64としなきゃダメよ。』

この時点で我が叔母混乱。そして私に声がかかり出番となりました。

さて私が叔母の携帯を手に取り画面を見ると、

027$%&*}>!$

とあります。まあ想定内。とりあえず番号は言われた通り正しく入力されていました。

ですので私が、ニュージーランドの国番号は64ですので、日本の携帯からかける時は先ず+64といれ、そして次に電話番号の最初の0(ゼロ)を取り除く。

(ちなみに日本の国番号は81で、最初のゼロを省くのも一緒)

結果、+6427$%&*}>!$

となり、それを登録。

で、試しに目の前にある私の携帯に、これまた目の前にある叔母の電話から発信。

普通、1、2秒で電話が鳴り始めます、が、5秒しても何の反応もないので、私、手に取って耳にあててみました。

すると、『プーッ、プーッ、プーッ』と鳴ってます。

『。。。変だな?』と思い、画面に目をやり、画面上部左のアイコン群を見ました。

幾つか見た事無いアイコンが並び、あまり何が何だか私には分かりません。

母の携帯を手にし、叔母に質問。

『あのさ、日本で使ってる時、この電波の強弱知らせる棒って出る?』

母の携帯の画面上の棒を指差し示して聞くと、

『うん、出るよ。』

そこで、私、

『その棒がこの画面に無いじゃん。あのさ、日本でこの携帯海外で使えるようにして来た?』

と聞いたら、

『ヤダーっ、何それ、そうなの?使えないの?知らなかったーっ!』

とけらけら笑いながら言うではないですか!

んーっ。。。そりゃね。。。使えないのよ。。。

私も笑うしかありません。

ですので、今回の教訓

日本出国前にきちんと自分の携帯の会社に連絡して、海外で使えるようにしてもらおう!

でした。

ほんと、何かこう、世紀の一瞬に毎回立ち会ってる様な気分。もう神がかってます!

皆さんも気を付けて下さい!

それではまた次回。

どうか、この二人とつきあって行くには、皆さんの声援が必要です!クリックを!
にほんブログ村 海外生活ブログ ニュージーランド情報へ