2014年1月11日

フラウンダリング Floundering ヒラメ漁

今回は、前回のリヴァトンでの滞在中に経験した、ヒラメ漁について御紹介。








以前から友人のトビーに『リヴァトン来たらフラウンダリングつれてってやる』って言われてたんですが、何度か説明してもらったんですけど、理解出来たのは、

1、網を使った漁
2、遠浅の浜辺で満潮の時に行う

の二つだけで、イマイチ頭にピンと来ておらず全体像は掴めないまま。前回のテンプルピークでの羊の群れの移動のお手伝いの時もそうだったんですが、何気にフルに理解せずに出たとこ勝負で何が起こるのかをわざと楽しみにしている所があり、最初から全てを知りたくない、驚きは後にとっておきたい性分なんです。これは若い頃にアジアや北中米、オセアニアを何度か旅した時にも、その頃はインターネットもEメールもありませんでしたが、敢えてガイドブック読まずに現地で色々情報を手に入れて旅した経験から派生しているんだと思います。まあ死にそうな目に遭わない限り、ハプニングはいつも後々の良い話のネタになりますからね。

何はともあれ。上の写真にある様に、フラウンダリングとは、縦1,5m、横20mくらいの網を二人で両端を持って、網の下を常に地面=砂のくっつけたまま一人が沖の深い方に歩いて行き、もう一人は浅めに待機し、深い方の人が腰くらいの深さの所まで行ったら、砂浜と平行に向いて二人揃って網を引きずりながら歩き出し、数百m網を動かして魚を捕るというもの。

写真に見て取れる様にこの日は、前の晩にどうやら川の上流で大雨降ったらしく、海の水が荒らされていてもう海藻だらけで引く網の重たい事と言ったらなかった。トビー曰く小さい頃からこれやってるけど今日が一番網が重たかったとの事。で、もちろん私が深い方で網引いてて、そっちの役割の方がきつい。トビーもそれ分かってて俺に何も言わず自然ときつい方の役割を俺にまわしたのは言うまでもありません。新人はいつもきつい役割与えられるからね、いつの時代も。まあ良い友達持ったもんです、もちろん皮肉ですけど。今からどんな仕返ししようか考えてます。

で、成果としては、大きいのが11匹、小さいのも5匹いましたがそれは海に逃がし、次回に捕まえるという事で。

その後、家に帰り、内蔵取り出す作業。




これももちろん、トビーが魚に切れ目入れて、私が内蔵取り出す係。彼人使い荒いです、気をつけて下さい、万が一出会ったら。こんな事俺がここで言ってるの知ったら怒るな。という訳で彼には何も言わない様にお願いします。グーグルトランスレーションもここだけは翻訳間違えてくれないかな、彼は最高の友人だくらいに。

このうち何匹かをクイーンズタウンに持って帰って来て、全部は食べきれないし冷凍庫にも収まりきらないので友人に何匹かあげて、残りは我が家に持ち帰り、友人を呼んでひらめディナーパーティー。結果、こんな感じになりました。




日本食は凄いね、全く無駄無し。魚2匹の全てを使いました。勿論素晴らしく美味しかったのは言うまでもありません。

という訳で今回はヒラメ漁についての投稿でした。皆さんもぜひ一回トライしてみて下さい。でも、深い方行くときついという事は覚えておいて下さい。

それでは次回。

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