2014年1月27日

旅している時に聞きたくなる、旅音楽10選

以前こんなブログ記事をインターネット上で見つけました。

旅している時に聞きたくなる、旅音楽5選

面白いなと思いましたので、今回便乗企画を掲載。

今から紹介する曲は私の過去の様々な旅における場面で重要な意味合いを持つ曲達です。

旅している時だけでなく。。。

しかし、旅している時もそうなんですが、同時に、むしろこれから旅をしたくなる様に心をかき立てる曲、もしくは旅していた時を思い起こさせる曲選集と言う意味合いも同じくらい強い。

その理由としては、まず旅に出る前のインスピレーションとして、そしてまだ見ぬ地を感じさせてくれるのが(どういう訳か)音楽と言う事があります。これには映画、映像としての情報も影響が同じくらい大きいです。

次に、これは主義主張によりますが、私は何でも現地調達主義。何でも見てやれ聞いてやれ食ってやれと言う事で、現地に行ったら一先ず故郷の自分は置いておいて新しい物に手を出す主義だからです。その際持って来た既に知ってる音楽等は邪魔、足かせになりかねないと言う理由から。

後、このブログからリンクを辿って、他に幾つか同じ内容の物を読みましたが、否が応でも感じざるを得なかった、そして笑ってしまったのは、時代の変化。

おそらくこれらのブログを書いてる人達は(恐らく)20−30代の人達。方や私はもう40代。私が精力的に旅をした90年代前半、圧倒的にまだカセットテープとウォークマンの時代でした。

46分、72分、90分のカセットテープですよ、両面録音して、録音出来る曲数限られてるから、慎重に選びましたよ、それは。それにそんなにたくさんのカセットテープもって移動してらんないですからね、持ってる曲数も自然と限られてた。

いやいや時代は変わる物です。その後ミニディスクが出て来て、それですら時代がディジタル時代へ突入して行ったのを目の当たりにしたようで興奮したものでしたが。

今やiPhoneに代表されるスマートフォーンの時代ですからね。何千曲も持ち歩けるんですから、しかもほとんど猛者を感じる事なく。

ですので、もはやこんな企画と言うか、考え自体がまだ残っているのが感動です。

何はともあれ。以下が私の選んだ10曲。

基本的に、
  • アコースティックギターの奏でる音が好き
  • サウンドトラック好き
  • 歌無しの楽器のみの曲も好き
  • ニルバーナのカート・コバーンが自殺した時点で私の音楽の時間はほぼ停まったまま
その傾向が選択に顕著に現れています。

以下に、厳選の10曲。順不同です。
  • Neil Young, “Out On The Weekend”
ニールヤング

こちらはアルバムバージョンとはちょこっと違いますが、こっちのライブバージョンの方が好きなためこっちを選びました。この曲の一部ちょこっとだけ、過去の記事で、歌の内容訳してますんで良かったら読んでみて下さい。この歌はアリゾナの風景に良くマッチしていました。何故だか、アメリカの荒野を行く列車に乗って聞いたらぴったり来そうな気がします。でも、どっちかって言ったら蒸気機関車かも。

  • Ry Cooder, “Paris Texas”
ライ・クーダー


これはもうこの映画のオープニングシーンなんですが、見ての通り、アリゾナとかユタの風景に非常にマッチしていました。この曲も過去の記事で触れてますんで、良かったら御一読を。

  • Bob Dylan, “Pat Garret & The Billy The Kid”
ボブ・ディラン


これは何だか馬に乗って荒野を行ったらぴったり来そうな曲。(馬になんて乗った事ないんですが)これもまた荒野をイメージした曲ですね。インドのジャイサルメールでラクダには乗った事あるんですが...タンバリンの心地よいリズムが好きです。

  • アイ・ジン, ?的軍装(?は中国語のあなたと言う漢字で日本語には無い)
アイ・ジン


この曲は一生懸命探したんですが、見つかりません。最善の物はこの方のアルペジオ弾き語りバージョン。『貴方の軍隊の制服』と言うタイトルになると思うんですが、原曲はもっとリズミカルで、3本のギターを使って、演奏されます。中国のシルクロード、ウルムチ、カシュガル、敦煌を旅してた時に良く聞きました。

  •  Toots& The Meytals, "Pressure Drop"
トゥーツ・アンド・メイタルズ


これは中米に行くと決めた時に真っ先に考えた曲。もうこの低音のベースの入り方ったら最高にクール。言葉なんて要らないもんね。カリブ海の強烈な日差しの下で、もうこのベースの低音のリズムにギターのリフに身を委ねれば、人生怖いもんは無いと思えた瞬間でした。

  • Michael Penn, “No Myth (Acoustic Version)”
マイケル・ペン


こちらは、原曲とは違ったアレンジのなされてるバージョン。90年代初めに幾つかヒット飛ばしたんですけどね、消えて行ってしまいました。俳優兼映画監督ショーン・ペンの兄。これもアジア、北中米、至る所で聞きました。

  • 喜多郎 “Theme From Silk Road”
キタロウ


もうこれはシルクロードに行くと決めた時に、迷わず持って行って聞こうと決めた曲。敦煌の鳴砂山?の上で日が沈むの眺めながら聞きました。この人天才だと思った瞬間。

  • Eric Serra, “Le Grand Bleu” 
エリック・セラ


これはもう海のある所に行った時、与論島、タイの小島、メキシコ太平洋岸、ニュージーランド、ホンジュラスのカリブ海側等で聞きまくりました。素潜りに少しだけはまった原因。

  • REM, “Man On The Moon”
アール・イー・エム


これはちょうどオーストラリアとニュージーランドを旅してた時かな。もう行く先々でラジオとかからこの曲が流れてました。何年も前に彼等がオークランド来た時見に行って、一緒に大合唱して来ました。

  • Mishka, “Give You All The Love”
ミシカ


初めて聞いたのはどこでだか覚えてないですが、旅先でふと耳に入って来た曲。最初はボブ・マーリーの未発表曲をアレンジしたのかなんかと思ってました。その後暫くしてから日本でこの人とこのアルバムを知ったのを覚えてます。これも海のある所どこでも聞いた覚えがあります。

こんな感じでしょうか。如何がでしたでしょうか。

これが私の選んだ旅歌10選でした。

それではまた次回。