2010年3月2日

カンタスそれともニュージーランド航空?

昨夜ニュージーランドはクイーンズタウンに戻って来ました。約一月を日本で過ごし、ほぼ丸一日24時間で、3本の飛行機を乗り継いでの帰国となりました。

今回は初のカンタス航空での旅でした。いつもならニュージーランド航空を利用するのですが、今回東京ークライストチャーチ往復1500ドルという安い値段の券をインターネット上で見つけたので、買ってみました。ここ数年、ニュージーランド航空で、2月往復2000ドル以上は当たり前、去年同じ2月に帰った時は2700ドル、(これは東京ークイーンズタウン往復=飛行距離が更に長い、という事で、値段が更に高いというのはしょうがないんですが)ですので、今回のこの券がいかに安いのかという事がお分かり頂けると思います。

残念な事によほどの事が無い限り、これから進んで利用する事は無いでしょう。以下に理由を述べます。

1、シドニーでの5時間位の待ち。クライストチャーチを3時20分に発ち、シドニーに午後4時40分着。実際は時差が2時間あり、シドニーの方が2時間遅い。ですので飛行時間は2時間半くらいでしたか。

そしてそこから東京行きの夜10時過ぎの飛行機に乗るまで5時間くらい空港で時間をつぶす事になります。これがどうにも苦痛でした。やはり夜になるに連れて体はただでさえ疲れて来ます。そこでリラックス出来ずに5時間つぶさなくては行けないというのはどうにも。

ちなみにニュージーランド航空では、朝5時40分のクライストチャーチ発の飛行機に乗り、8時過ぎにオークランド着いて、国際線のターミナルに歩いて行き(国内線のターミナルからは徒歩10分くらい。2つのターミナルを接続する無料バスも運行しています)9時半くらいの東京行きの飛行機に乗ります。

2、カンタスではシドニーを夜に出発するので東京に次の日の朝6時過ぎに着きます。一方ニュージーランド航空では同じ日の夜につきます。

これはただただ個人的な好みの問題で、僕は夜に着く方が良いというだけです。でも考えてみれば、朝6時に東京着いても結局疲れてなんかその日一日はきっちり行動出来ずに潰します。つまりカンタスだとクライストチャーチ出てから丸一日を無駄にする事になります。

一方ニュージーランド航空ですと同じ日の夜に着きますから、その日に東京着いてそのまま夜は静かにベッドに行けば、次の日の朝少し朝寝坊しても、一日は始めから貴方の物。

3、カンタス航空では、選べる映画が2つくらいしか無い。ちなみにニュージーランド航空ですとたくさんの中から好きなものを選べます。(ただし、こうは言いますが、僕実は全くそのサービス利用しません。いつも本たくさん持って乗って、読みふけります。デスのでヘッドフォーンの袋すら開けません。その分安くされるべきだ!)

4、シドニーの空港で、ただの乗り換えなのにもう一度セキュリティーの検査を通り抜けなければならない。これがうざい。しかも、自分は持ち物検査、金属探知機検査した後、10メートルくらい進んでから別の係員に呼び止められ、角に連れて行かれ荷物開けるように言われました。何か怪しいのでしたら荷物がX線検査された時にすぐに呼び止められるでしょうし、これはまた別の検査でランダムに人を呼び止めてこの手の検査をしているのでしょう。

事実、帰りのシドニー空港では一緒の友達がこれに引っかかりました。ニュージーランドの空港ではここまでされません。これはやはりオーストラリア政府、当時のジョン・ハワード首相、イラク侵攻の為にジョージブッシュに手貸しましたんで、一般に言うテロの危険性はニュージーランドよりは高いのでしょう。

以上諸々の理由から、まあ滅多な事ではカンタスを日本に帰るには利用する事は無いでしょう。

なにはともあれ、またクイーンズタウンでの生活が始まります。

それではまた。

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