2008年10月8日

ニュージーランド映画 アフリカン オデュッセイ African Odyssey

こちらがその映画のサイトへのリンク

昨夜、アロータウンの映画館、ドロシーブラウンズで、上記のタイトルにあるアフリカン オデュッセイという映画を観て来ました。

昨夜は同じドロシー ブラウンズでも The Den と呼ばれる小さい方の劇場、ソファーが16個くらい、での上映で、私はこっちの方で観るのは初めてでした。

映画は、4人の20代中盤のキウイ男性4人が、冒険を求めて、南アフリカのケープタウンからイギリスのロンドンまで、オフロードバイク二のって旅をした記録をまとめたものです。しかも4人中、一人がきちんとしたフルライセンス、免許証を持ってるだけで、他の二人は仮免、もう一人は初心者と言う、まあ普通のそこらにいる若者達がこんな過酷な冒険に出たわけです。

述べ160日、走行距離21000キロという、ほぼ半年に及ぶ長いたびの記録であり、その道中で起こる様々なトラブル、主にバイクに起こる機械系のもの、をメインに、4人のユーモア溢れるナレーションで綴ってあります。

音楽も、キウイのバンド、主にダブ系のものと、アフリカの音楽が半々で使われていて、キウイミュージックを知らない方には良い機会、入門編と言えるのではないでしょうか。

南アフリカを出、やはり一番目に付くのが、そして彼らの興味の中心は野生動物、ライオン、象、キリン、サイなどで、これはあのあたりに向かう旅行者共通の目的ではないでしょうか。そして、中央アフリカにかかると今度は政情不安な国が多いので関心は自分達の安全に向かい、北アフリカに着くと今度はイスラム教の国々ですのでまた全てが一変します。

この4人組、映画を観る限り、非常にまったり、おっとりしていて、あまり感情の起伏は無いように見受けます。これも典型的なキウイの性格と言いますか、あまり慌てない、パニックにならないという側面が反映されてるように思いました。逆に、6ヶ月も一緒に旅していて、ずっと口論、喧嘩、不機嫌になることは無かったのかなという疑問も湧きました。そういう意味では少し人間味、こういう映画にありがちな人間の感情の上がり下がりというものが見えにくい、本当に感情を排除した、移動すると言う事に重点を置いた旅の記録映画であると思います。

日本では公開されるとは思えないですが、こちらニュージーランドではその内DVDが出ると思いますので興味のある方はチェックしてみてください。

これからドロシーブラウンズ、良い映画が立て続けで上映されますので、こちらもチェックされてみてはいかがでしょうか。夏時間、日も長くなり、仕事が終わってから雰囲気のある場所で時間を過ごすのもなんとも気持ちの良いものですよ。それでは。

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