2008年3月24日

密かな楽しみ 日曜日の新聞 Sunday Star Times




これが毎週日曜発行の「サンデースタータイムス」

毎週楽しみにしている物があります。それは何かと言うと、新聞の週末版及び日曜版。こちらでは Weekend Paper 及び Sunday Paper と呼ばれてますけど、どちらも平日に比べると物凄く読み応えのあるボリュームで、国内、海外の情勢から芸能、映画、新刊本の批評、様々な分野に関した幾つものコラム、求人、土地、物件の情報、中古車販売の情報やらありとあらゆる情報が満載で毎週可能な限り買って読んでます。内容、ボリューム共に大きいので自分は大体読み切るのに2日かかりますが、いつも日曜の寝る前に、静かに読むのが僕の密やかな楽しみになっています。

例えば、このサンデースタータイムスの内容に目を通すと、大体その週にあった出来事、事件が網羅されています。それも起きた事件を時間的に追って逐一報道していくジャーナリズムと言うよりは、日本で言うならアエラ、ニューズウィークと言った感じでその事件のまとめ、その事件の背後にあるもの、幾分客観的に見たジャーナリズムと比べると、意見、感情の混じった感じです。

大体一面には少々スキャンダラスな文面、内容、見出しを使ってうまく読者の気を引くものを使っています。今までを見てみると、何かと、飲酒運転の10代の若者が引き起こした人身事故の犠牲者が良く出てくるような気もしますが、その他にも今現在のこの国の世相を現す事件、事故、犯罪に関連した見出しがタイミング良く出て来ます。

最近では、経済面での記事、例えばニュージーランドドル高、金利引き上げ、経済の後退、景気感の消失などあまり明るい内容ではない物が増えてきている印象を受けます。

またここニュージーランドでは、インターネットが普及した今でも新聞は大きな情報源となっています。例えば新聞上の求人広告もインーネットと並び活発に読まれています。

世代間に格差はあるでしょうが新聞の求人広告に目を通して仕事に応募すると言うのもめずらしくなく、一般的に行なわれています。それから中古車売買、業者、一般人問わず売ります買いますと新聞で宣伝するのも広く行なわれています。

大抵どこの新聞社も各自ウェブサイトを持っていますので、もしこれからニュージーランドにこられようと言う方、特にこちらに住もうという気でいる方は、これらのウェブサイトに目を通してみると言うのはいかがでしょうか。英語の勉強にもなりますし、また、今現在の生の情報が手に入るわけですから絶対に有益な事であると思います。

今まで見聞した限りでは、日本でのニュージーランドに対する一般的なイメージはこの国での現実とだいぶかけ離れたものになっている様な気がします。まるでこの世の天国のようなイメージを信じている方に会った事も一度や二度ではありません。

最後に、サンデースタータイムスでの私の一番のお気に入りは、レイ・ボン・カンという中国系の人のコラム。この人は中国系ですけど生まれも育ちもここ、れっきとしたキウイで、コメディアンでもあるしたまにテレビやイベントの司会もするし、まあ何なんでしょう肩書きは、はっきりとは知りませんが、相当ふざけた感じでまた且つ独自の視点で、時にアジア人であることを逆手にとって面白おかしく時事批評しています。

もし時間あったらチェックしてみてくださいこの人。

ではまた。

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