2007年12月30日

クイーンズタウンを紹介する動画を作りました



こんなビデオ作ってみました。4分10秒、25.3MB あります。

これで少しこの美しいクイーンズタウンの感じが伝わればいいのですが。

いよいよ今年も明日を残すのみとなりました。よい新年をお迎えください。

くれぐれも飲み過ぎには気をつけて。って自分の心配するのが先ですね。

はい、それでは。

2007年12月29日

クイーンズタウン ワカティプ湖の日暮れの動画



こんにちは。皆さんどんなクリスマス、そして年末年始をお過ごしでしょうか。

自分は昨日久しぶりに湖岸にキャンプしに行って来ました。家から車で5分でこんなところにテントが張れます。

今こちらは夏真っ盛り、暑い日が続いたかと思うと、いきなり寒くなって朝には周りの山の上には雪がちらほらと積もっていたり、典型的なクイーンズタウンの夏です。

この夏もマウンテンバイクに山歩きに一生懸命遊んでます。

皆さんもよい年末年始をお過ごしください。

そして来年が素晴らしい年になりますように。

それでは。

2007年12月20日

マウンテンバイク コロネットピーク

すっかり夏ですね。今週からまた冬の職場であるクイーンズタウン近郊のスキー場のひとつである、コロネットピークスキー場での仕事が始まりました。とはいっても、もちろん夏ですから雪はありません。今回はマウンテンバイクです。

こちらが会社のページへのリンク(英語です)

1月3日からオープンで、今はその準備に追われています。今まで見慣れない、雪のないスキー場斜面に、今は斜面を削ってマウンテンバイクの道を作る仕上げの段階です。またリフトを動かすトレーニングなども受け、冬の間には部署が違うのでなかなか見ることの出来ない、スキー場を運営していく上で欠かせない仕事が眼にでき、大変興味深いです。

私の担当はチケット売ったりなどの方なんですが、少人数での運営ですので、何でもこなせるようにならなきゃいけない。さらにはコーヒー作ったりまでするらしい。んー、どうなんでしょう。

オープン翌日からは3日間いきなりマウンテンバイクの大会が催され、一気に盛り上がることは確実。コースもダウンヒル(もちろん急な斜面でどうなんでしょう、初心者にはきついかも。きちっと安全対策してからのほうがいいかな。)と、クロスカントリー(こちらはもっと緩やかに降りて来ます。)の2種類があり、バイク無くても山の上でのレンタルもありますんで、もしクイーンズタウン在住野方一度足を運ばれてはいかが?なんか宣伝になってしまいましたね。でも、別にこれで個人的な利益があるわけではないんですが。

シーズンは短いです。1月3日から2月の3日までなので、お見逃し無く!

2007年12月16日

クイーンズタウンを見下ろせる、ベンロモンド山の動画

クイーンズタウンの裏山的存在であるベンロモンド山。

今回その山に登ってきた時に作ってみたビデオです。



ここへは、ゴンドラを使って街から最初の3分の1を省略して歩き始めるもよし、または街からずっと一気に登るという選択ができます。ゴンドラを使うと最初の1時間ぐらいが短縮できます。

この様に天気の良い日には360度の展望が望め、日本から来るハイキングのツアーの中にはここをコースとして取り入れているものもあります。

昨夜は友人の30歳のパーティーに行き、楽しい時間を過ごしてきました。結構大きなパーティーで、60人くらい来てたんでは無いでしょうか。もちろん何人かは酔っ払った勢いで我々を楽しませてくれました。

来週からコロネットピークスキー場が夏の間1月3日から2月の3日までと短いですが、夏のシーズンのマウンテンバイキングのためにオープンする準備に入り、それに併せて私もそこで働く事になりました。

冬はそこで働いているんですが、いつもの季節と逆の夏に同じ職場に戻る、雪が無いって言うのが少々辺に初めは感じるかもしれませんが、楽しんで来たいと思います。

いづれどんな所なのかビデオで紹介できればと思っていますので、お楽しみに。

それでは。

2007年12月15日

ワイクリーク スキーツーリング その2

今日は久しぶりの青い空が望めそうです。今日は友人の30歳の誕生日パーティーが午後遅くからあり、大抵30歳のパーティーは21歳を迎えるときに開くパーティーに続き非常に規模、勢いのでかいものになるのが通常ですので、面白い事になるのではないでしょうか。

さて、ワイクリークのお話の続き。

さっと峠から5分ほど滑り降りて来たらもう平らになってしまい、凍った湖を横断するようにスキーを履いたまま歩きました。所々氷が解け初め湖面に亀裂が走っているのが見受けられます。また谷の中、周りは急斜面に囲まれています。雪崩の後が幾つも見受けられこれまた慎重なルートファインディングが要求されます。

暫く歩いていくとまた崖、急斜面に遭遇。ここを滑り降りると一気に谷底まで降りていく事が出来そうですが、次第に雪の量も少なくなって、岩や草がむき出しの斜面が至る所にあり、これまたちゃんと雪の上を滑りながら下まで滑り降りていけるルートを探すのが一苦労。最初は崖を左のほうに回り、降り始めましたが、やがて雪が途絶え、また歩いていくには急すぎるので一度停まり、昼ご飯をパパッと食べる事にしました。

腹も満ち、再度スキーを履き、スキンを付け、下って来た道を登り返し、谷の反対者面に向かって行きました。途中下まで雪の続いた何本かのラインが見れ、そこを滑っていく事に決定。これまたあっという間、5分もせずに下に辿り着いてしまいました。

ここで雪は消え、後はスキー、ブーツを脱いで、靴に履き替え、荷物は更に重くなった上で今晩の宿、ロックビビー=ビバーク、(自然にせりだした大きな岩の下が乾いている事が多く、大抵の状態では雨風がしのげるので、ある程度経験をつんだ登山者やクライマーなどに利用される)に向けていざ歩き始めました。

ワイクリークの谷は夏、雪の無いときでも山歩きの経験をつんだ人達で一日かけて歩く上級者向けのコースと見られていますので、そんな所をスキーブーツまで担いで行く我々の苦労といったら。

草つきの足元の不安定な中を、歩き始めてから大体4-5時間でようやくロックビビーに到着。重いザックを肩から降ろし、平らな場所を探し寝袋を広げ、乾いた服に着替え、ガスストーブに火をつけ、鍋でお湯を沸かし、熱いお茶を用意して、寝袋に入る。一日で一番の至福の時です。これだからやめられないって気になりますね。

まあその後は寝袋に入ったままトランプしたり、色々他愛の無い事に話の花を咲かせ、次は何しようどこ行こうとかそういう話したり、後は夜のメインイベントである晩御飯を作り、一気に食べ、(こういうアウトドアにいるときは何を食べても美味しいし、幾ら食べてもなんか満足できない。)静かに日が暮れて暗くなるのを眺めていました。

やがてローソクに灯りにともされた辺りの闇を見つめながらも次第に眠くなってきて、いつの間にか静かな眠りにつくのでした...

が、しかしっ!今回はこれで終わりと言うことにはなりませんでした。夜中3時過ぎに物凄い強い風が吹くのに目を覚まし、暗闇の中何か顔に冷たいものが当たるのを感じつつ懐中電灯をつけてみれば、なんだよ雪が降っているではありませんか。気温も一気に下がったのが感じられます。しかも風の方向がちゃんと我々のほうに向かって吹いてきて、我々の頭上にある岩壁の天井なんかまるで意味が無く、なんだよーとか文句言いつつ、半分笑いながらまた眠りに付くのでした。どうしようもないしね。とりあえず寝袋に入ってる分には温かいし。

そして陽が登り、朝になり、辺りを見渡してみると、うっすら5センチほどの雪に覆われ、真っ白。このシェルターに到着して直ぐ乾いた服に着替えた際、履いていた靴下を乾かすためにその辺に放って置いたんですが、その靴下が見事にカチンコチンに凍っていて、手に持つと棒のよう。また靴の中も半分位一杯に雪が溜まっていました。

さあここで一つ判明。冒頭にお話したように、朝電話で起こされ、それからあわてて荷造りして出発したので替えの靴下を持ってくるの忘れていたんですね...

服の中地肌に直接当てて何とか乾かそうとか努力はしたんですが殆ど効果もあるわけは無く、一瞬お湯沸かして靴下融かそうかなんてことも考えましたが、その時には荷造り済んでたんでまた荷物ばら撒くのは嫌で却下。

いやー、最初の5分10分はきつかったですね。でも出来るもんです、人間、やろうと思えば、何でも。

教訓。出かける時は、替えの靴下忘れずに。

長くなりましたが、ま、こんな事もありましたということで。それでは、良い週末を。

2007年12月14日

ワイクリーク スキーツーリング その1

今回は一月以上前に行ったワイクリークのお話。

左がサンディー、右がトーマス
トーマスと後ろにはリマーカブルズ山のシングルコーン
ようやく滑り始めはしたのですが…
あっという間に雪が無くなり後はこの様にスキーブーツ担いで歩く事に…
ひたすら行きます
木が引っかかって…
今晩の宿は岩の下



ワイクリークとは、クイーンズタウンにある二つのスキー場のうちの、リマーカブルズスキー場の裏にあるU字谷、(氷河によって削られて出来た谷で谷底が平らで、谷がUの形をしている所から名づけられた、)のことで、いわゆるバックカントリーエリアです。

もちろんリフトなどは無く、自分たちで歩いてしか行けません。商業用のスキー場内と違い、雪崩の危険を除去するコントロールなどされてもいませんので、こういったところに踏み入っていく際には万一に備え、各々がトランシーバー(または日本ではビーコンと呼ばれる雪崩に巻き込まれ埋まってしまった際に電気信号、ラジオ周波数で埋没地を特定し救助する為の装置)や、携行用ショベル、そしてプローブ(ゾンデ)と呼ばれる通常2-3メートルあるテントのポールみたいな棒(トランシーバーを使い埋没者の位置をある程度特定したら今度はそれを雪に挿して実感で埋没者の正確な位置を特定する)を必ず携行します。

で、スキー場は10月初めに閉まりはしたのですが、その後しばらく雪の日が続き、しまいにはシーズン中に併せて降った雪以上の雪が10月ひとつきに降りました。そこで、友人達とちょこっと滑りに行ってみるかといった話になり、1泊2日でのバックカントリーの旅となったのです。

まあこれがとんでもない珍道中になったのですが、先ずは当日の朝まで行くのか行かないのかはっきりせず自分はまるで準備をしていなかった。そこにまだ寝てる所にいきなり朝に電話が来て後一時間で出発といわれ慌てて荷造りを始めました。

何とか時間に間に合わせいざ出発。しかしスキーシーズンが終わって暫く経っているので、どんだけ雪が残ってるのか、どんな雪のコンディションなのかはまるで知る由もなし。

スキー場に到着し、天気はあまり良くなく、雪もまあまだコース上には何とか雪が残ってる程度なのは分かり、これからずっと登って標高高くなれば雪の量も増えるのでいざ出発となりました。

誰もいないスキー場をスキン(日本ではシールと呼ばれる、ナイロンで出来ているのですが動物の毛皮みたいな表面をしていて、それをスキーに着けると雪の上を滑り落ちる事無く歩ける、スキーに装着する際にはスキンの裏は特殊な粘着質がくっついているのでスキーにぺたりと貼り付ける事が出来る)を各々スキーに着け登り始めました。1時間ちょっとでワイクリークへの峠に着き、今度はスキンをはがしていざ滑り始めました。

このワイクリークを見渡せる峠までは夏冬問わず幾度も着た事があったのですが、谷に入っていくのは初めて。わくわくしつつ滑り始めると5分もせずに斜面は平らになり、今度はスキーを履いたまま雪の上を歩く事になりました。

続く

2007年12月13日

アロータウン Arrowtown のご案内


Wが抜けてる…

こんな感じの小道がいっぱい

有名なスイーツ屋

このように至る所にカフェが

ゴールドラッシュ時代を思い出させる郵便局

今日は曇り空、どんよりとした一日となっています。

先ほどちょちょっと隣町のアロータウンまで足を運んで、友人の働くカフェに初めて顔を出してみました。忙しいようであまり話してる時間はありませんでしたが、なんともおしゃれな店内が印象に残りました。街自体も思ったほど人の数が少なく、割と静かにひっそりとしていました。

以前にも一度この街に関して投稿させていただきましたが、その時は秋の紅葉の季節、赤黄に染まる木々を見に人々が大型バスで押し寄せてきてたのに比べるとひっそりとしたものです。

メインの通りが一本、500メートルくらいでしょうか、そこにカフェ、レストラン、土産物屋、洋服屋、不動産屋さんなどが軒を連ね、あっという間に歩き通せてしまいます。

そんな小さな場所にしてはカフェの数が多く、10軒は最低でもあるんでは無いでしょうか。皆おしゃれな感じで、屋外にもテーブル席があり、天気の良い日にはコーヒーを飲みながらゆったりと会話を楽しむのに最高です。

近くにはマウンテンバイクのトレイルなどもあるので、自転車を借りて散策するのも良いのではないでしょうか。

2007年12月12日

ダートリバーサファリのジェットボート

今回は以前に作ったジェットボートに乗った時のビデオをアップしてみたいと思います。

これはクイーンズタウンから45分ほど北に向かって行った、ワカティプ湖の北端にあるグレノーキーと言う町から出ているジェットボートのツアーに参加した時の様子です。クイーンズタウンの街から送迎バスも出ています。

ダートリバーサファリと呼ばれるこの会社、この会社のホームページへのリンク(英語)友人がドライバーをしていまして、ちょっと試運転する時についでに乗せて貰いました。

クイーンズタウンには他にも有名なジェットボートの会社がありますが、自分はこっちを断然お勧め。乗ってる時間も長いですし、周りの景色は最高。ダート川を遡っていくのですが、このあたりはもうマウントアスパイアリング国立公園の中なので、このボートに乗るか後は歩いていくしかアクセスの無いところなので、素晴らしい自然を眼にする事が出来ます。またこのあたりは「ロードオブザリングス」=指輪物語と言うニュージーランドを代表する映画の撮影にも使われたことで有名で、ファンの人は必見です。


ラグビーワールドカップ2007を終えて、雑感諸々

さてここクイーンズタウン今日も夏日、雲の多い一日ではありますが、雨の予報もいつの間にか消えてしまい、しっかりと夏です。街はすっかりクリスマス気分、どこのお店もクリスマスの飾り付けをし、賑やかなものです。もちろん南半球ですので、真夏のクリスマスと言うことになります。

ここ最近のニュースとしましては、取り留めて重要な問題では無いんですが、9月から10月にかけラグビーのワールドカップがフランスで行われていたのはご存知でしょうか。

ここニュージーランドの代表、オールブラックスはその大会で優勝候補の筆頭に上げられていたわけなんですが、なんと準々決勝で開催国フランスに敗れてしまい、この国は一気に奈落の底へと突き落とされてしまいました。負けた次の日のなんと国中が暗かった事か。

まあ勝負事ですから勝ちもすれば負けることもあると。ただ先週その負けたチームを率いた監督のグラハムヘンリーと言う方がまたこれからもオールブラックスの指揮を執るのに再任されたというニュースが報道され、少し驚きを感じました。

サッカーの世界に慣れてしまっているので、大事な4年に一度の最も大きな大会で敗れた人間をまた選ぶというのにどうしても驚きを隠せません。サッカーの世界じゃ成績悪ければシーズン中でも監督解任なんてよくある話ですから。

しかも他に良い候補者がいなかったって言うわけではないんです。南島では一番大きい都市クライストチャーチを拠点とする、クルセイダースと言うプロチームを、ここ8年で幾度も南半球3カ国ニュージーランド、オーストラリアそして南アフリカ(一応ラグビー3大強国)からなる14チームで戦うスーパー14と言うプロリーグ戦で優勝に導いた監督ロービーディーンなんていう人も候補に挙がっていたのですが、どういうわけかグラハムに再選となりました。

問題なのは選考の過程がまるで見えず、透明性に欠けるところです。一応このグラハムさんが率いた4年間は国際試合での勝率が80%を超えるという素晴らしい成績を残し、それはそれで評価に値するとは思いますが、やはりどんだけ親善試合や規模の小さい大会で勝ちまくっても最も重要な大会でこけた責任は残ると思うんですが。これからどうなるのか見守って行きたいと思います。

しかし、最悪なのはそのロビーディーンさんも選考過程に不満を持ち、結局オーストラリア代表の監督に引き抜かれてしまったのです。この2カ国は永遠のライバルですから、これはちょっと信じられないニュージーランドラグビー協会の失態だと考えます。

どうすんでしょう、これでオーストラリア強くなっちゃたりしたら。

2007年12月11日

クイーンズタウンでウェイクボーディング

突然ですがここニュージーランドは夏です。

しかも11月は1871年に観測が始まって以来の最も雨の少ない月となりました。

よって毎日青空の日が続いていました。と言うのも今日は雨、実に久しぶり。あまりにも乾燥した日が続いていたので、この雨で、雨降った後の学校の校庭の匂いがし、小学校とかを思い出しました。

日本は雪が降り始めたとのことで、素晴らしい冬になればよいですね。

ここ最近ビデオ作りに没頭しています。これからどんどんと公開していきたいと思いますので楽しみにしていてください。それでは今回はお知らせまでに。

ちなみにこの前初めてウェイクボーディングなるもの挑戦してきました。それはその時の友人達の映ってる映像をまとめてみたものです。



このように、夏のクイーンズタウンでは、様々な体を動かすアクティビティが楽しめます。

山、川、湖、空。遊び場はたくさんあります。

良かったら一度遊びにきて下さい。

それではまた。