2007年5月3日

ニュージーランドでの車検 WOF その1












ここクイーンズタウンではここ数日雨まじりのどんよりとした雲が町、湖そして周りの山々を覆った曇りの日が続き、とうとう夏も完全に終わってしまったという雰囲気になっています。

町にも観光客の数はめっきり減り、どこのお店も暇そうです。恒例の5月のゴーストタウン化です。家々では煙突から暖炉の煙が黙々と上がってるのが多くなって来ました。

今朝は半年に1度の車の車検=WOF (Warrant Of Fitness) を取りに行って来ました。

ここニュージーランドでは半年に一度車検を受けなければなりません。また登録は色々融通が利きますが基本的に半年か1年の分を支払う。車検は診てもらうのに一回$50、そして検査の際に何か不都合があれば4週間の猶予が与えられ、その間に駄目なところを直して再度診て貰い、合格すれば一番下の写真のようなステッカーが貰え、それをフロントガラスの上に貼ることになります。

日本に比べると検査字体は非常に簡単で、本当に基本的なことしかチェックしません。ですのでこれに通ったからといって全てオーケーというわけではなく、本当に最低限の範囲で車はオーケーと言うことです。

今回自分の車、トヨタコロナ1984年製マニュアル車、走行距離も写真の通り31万キロに届こうかというほどです。足回り、ライト、ステアリング、タイヤの溝の深さなど全て基準を満たし一発で合格とはなりましたが、ご覧のように後ろのドアに錆が出てきていて、次回までにこれを手入れしないと次は無いぞという助言を頂きました。

ニュージーランドでは多くの人が家から車から何まで自分で直してしまう人が多いです。

こういう人は Handy=Resourceful=何でも出来てしまい非常に便利、凄い人と呼ばれ、一種の人を褒め称える際に使われる形容詞の一つです。特に男っぽい男性に対しては非常な賛辞な言葉となります。

自分は全然ハンディではありません、ちなみに。

ですがこの国に来て初めて車を運転したのが98年、それ以来自分なりに少しずつではありますがそれなりに身の回りの事が自分で直せるようにはなってきました。98年当時は車の事何せ何も知りませんでしたから。東京で車運転した事などなかったですから。それに比べれば今は大きな飛躍を遂げたといえるでしょう。

ですので、この錆は友人からどうにか電気ツールを借りてきて、ガンガン削って錆を落とし、似たような色のペイント買って来て塗って直すことになります。幸い、先にも述べた通り、友人のキウィにはハンディなのが一杯いますんで、最善策を聞いて、ついでに誰かしら友達の友達がそういう工具を持ってたりするので、そっから工具借りて近いうちに修理を行いたいと思います。

その際には写真付きでレポートなんかしてみようかな。

それでは今回はこの辺で。

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